住めば都のコスモス寮
   学園パロ設定



 *コスモス寮概要

FF学園所蔵の学生寮。かつては多くの生徒たちでにぎわったらしいが建物の老朽化により現在はほぼ廃寮寸前であり、入寮を強く希望した生徒が一桁あまりすんでいるだけ。
風呂トイレは共有食事つき。部屋は10畳の部屋に二段ベットがあって二人部屋…のはずだが、現在はほとんどの部屋が一人住まい。ぼろいので冬は寒いし夏は暑い。見た目がふるくさいうえに廃寮説がまことしやかにささやかれているため、学園の生徒たちには幽霊屋敷扱いされている。
寮監はゴルベーザ先生。



 *寮生リスト

 WOL
生徒ではなくFF学園の教育実習生。現在、某大学の大学院に通いつつ補助教員としてFF学園の教員を勤める。生真面目。冗談が通じない。謹厳実直。でもいまいち生活能力はない。学園の卒業生。通称ライト先生。

 フリオニール
面倒見がよくて器用な性格の熱血漢。でもなぜか女の子に縁がない。実は園芸委員だがあちこちの部活に助っ人として借り出されまくっているうちにみんなにそのことを忘れられている。最近部屋に寮生じゃないやつが住み着いている。チャームポイントは頭のバンダナ。(たまにてぬぐい)

 オニオン
飛び級して高校で勉強している小学生。実はまだ12歳なのはひみつ。頭がいいがきんちょゆえか超生意気。でもどちらかというとツッコミ役。ティナと同じフロアに唯一住んでいるうちに惚れてしまったらしいが、なかなか関係がすすまない。だがそれがいい。

 セシル・ハーヴェイ
寮監のゴルベーザ先生の弟。寮ではなく外にちゃんと家をもっているが、兄が心配で当直のたびにくっついてくるため半ばコスモス寮の住人と化している。目に痛いブラコン。雪白の膚にロングの銀髪、女性的ではかなげな風貌のせいかよく兄の愛人とか思われているが、本人はぜんぜん気にしていない。むしろばっちこい。

 バッツ・クラウザー
通称「あのアホ」で通じるコスモス寮きってのアホの子。能天気でいいかげんな性格だが、気立てがよくて愛嬌があるせいか友達がやたらと多い。実は家事万能でたいていのことはやればできる子。ちなみに実家が遠いため入寮。雛○沢出身らしいともっぱらのうわさ。よくスコールの部屋で寝ている。

 ティナ・ブランフォード
神秘的で浮世離れした雰囲気のただよう、胸の薄い美少女。何かのっぴきならない事情があるらしく、コスモス寮に単身入寮してきた紅一点。臆病な性格で人になかなか心をひらけないが、根本的には思いやりのあるいい子。オニオンが大好き。クラウドも大好き。霊感っぽいものがある。

 クラウド・ストライフ
チョコボ頭。モラトリアム。自分の進路や存在意義に悩む高校生。実は身長が小さい。過去になんらかのトラウマを負っているらしくたまに根暗になる。ティナのなかに誰かの面影を見ているらしくていねいに彼女の面倒をみるが、そのせいで最近オニオンにライバル認定されてしまった。

 スコール・レオンハート
年相応に見えないふけた17歳。こう見えても成績はいい。無口で無愛想な優等生なためスカしていると思われがちだが、実はコミュニケーションに悩みがちなお年頃。他人にはかまわない主義だったがコスモス寮に入ってからなぜかバッツとジタンの保護者役に。部屋に二人が寝ているということに違和感を感じなくなってしまった。

 ジタン・トライバル
尻尾の生えた高校生。明るくてしっかりしてちゃっかりした性格で、何かと世慣れしている。ものすごい美形だがいろいろと大問題な兄がいて、喧嘩の結果家を飛び出しコスモス寮に入寮。女の子好きでフェミニスト。でも最近は男友達とつるむほうが楽しいらしい。よくスコールの部屋で寝ている。

 ティーダ
非寮生。よく笑いよく泣く感情豊かな少年。明朗快活。バスケ部のエースで全国レベル。しかしおつむのほうはあまりよくない。教員をやっている父親とよく喧嘩をしており、最近は家を飛び出すたびにコスモス寮のフリオニールの部屋にいりびたるようになった。うっかり発言が多い。


 教師陣その他

 《暗闇の雲》
図書館で司書のアルバイトをしている謎の美女。見た目とつりあわない婆むさい口調でしゃべり、自分のことを「年寄り」「婆あ」と称するが実態は謎。オニオンとは祖母と孫の関係にあたるらしい。本名、ファムフリート。実はモーグリ部の初代部長でその部分でティナを熱く魅了している。

 アルティミシア
必要以上に妖艶なファッションを好む美人保険医。若い美形が大好きで校内の美形男子相手にセクハラを繰り返すという悪癖があるが、「ターゲット以外」の生徒・教師に対してはごく真面目な保険医でもある。《雲》とはお互いに悪口を言い合う仲良し。

 ジェクト
引退した元プロアスリートで、現在はコーチ兼体育教師として学園に勤めている。男やもめ。よく言えば豪放磊落、悪く言えばいい加減でがさつ。しかし裏表のない性格で男女共に生徒からの評判はよい。息子のティーダを溺愛しているが、愛情表現がひねくれているため、なかなか上手くいかないようだ。

 ゴルベーザ
セシルの兄でもある現国教師。コスモス寮の責任者でもある。厳しさと優しさを兼ね備え、包容力があり、世の中の裏も表もよく理解した教師の鑑のような人物。だが、あまりに度を越したブラコンっぷりが玉に瑕。たまに弟のことを《妻》と勘違いされていることがある。




以下続く。