*ALLキャラギャグです
*そこはかとなくCP要素アリ
*たぶんギャグだから気にならない程度
*バニーシリーズのイラストイメージをお借りしてます
*ところによりガチホモ注意。





 【それゆけ! バニーガールズ&ボーイズ】


 




「時代はバニーガールよ!」
 ハルヒの発言は、いつだって唐突である。
 ―――いや、今回ばっかりは、あんまり唐突じゃないだろうか、とアリスは遠い目で思った。なにせ、部屋に集まっている少女たちのほぼ全員がすでにバニーガール姿なのだから。
 カボチャぱんつとピンク色の上着が可愛い、セパレートのバニー姿のなのはがいる。グラビアアイドルが泣きながら逃げ出すようなナイスバディの言葉は、白いエナメルのバニースーツ姿で恥かしそうだ。ホルターネックのスーツ姿の魔理沙は楽しそう。そして自分は……
「おい、アリス。なんで座ってるんだよ」
「……るっさいわね! ほっときなさいよ!」
 部屋の隅っこで、体育座りのポーズでうずくまっているアリスを見つけて、ハルヒは眼をきょとんとまたたき、それから、ニヤリと笑った。なんともやな感じだった。当然のようにずかずかとこっちに近づいてきたハルヒは、アリスの両手を掴んでむりやり立ち上がらせようとする。
「ほら、立ちなさいよっ。アンタのはヘソがポイントなんだからね!」
「いやーっ! いやーっ!!」
「ほら、魔理沙も手伝って!」
「よしきた!」
 なにやら、きゃあきゃあぎゃあぎゃあと盛り上がっている面子を横目に、そろそろ慣れてきたらしい言葉が、「楽しそうですねえ」と苦笑をする。スリットの入ったバニースーツは、豊満でスタイルのいい言葉に、思いっきり似合いまくっていた。「でも」とその横でミクが首をかしげる。
「結局、なんで全員、こうなっちゃったんですか?」
「それはね…… ふふふふっ、こういうことなんだよ!」
「きゃっ?」
 みんなの後ろから、ずい、と顔を出したのはこなただ。片手にはデジカメを持っている。ぐるりと大げさな動作で教室を示す…… 黒板にはなにやら色々な色のチョークで、カラフルなイラストが踊っていたが、どうやらその本命の文字らしいのは。
「えっと、『バニーガールでハレ晴れ踊ってみた』?」
「ハルにゃんの提案なの〜。なんだかね、最近、ちょっとバニーが流行ってるっぽいからさ。どうせだから面白いことしようって」
 ハレ晴れというのはいわゆるアレだ、『ハルヒダンス』というヤツである。ハルヒが普段踊っているからどんなのかはいちおう知っている。でも、なんでバニー? 言葉とミクは釈然としない顔を見合わせた。こなたはごくごく気楽な口調で、「おもしろければいいんだよ〜」とあっさり言う。
「世の中には、ふんどしヘルメットでネギ踊り踊る人もいるし〜。阿部さんのお面つけて踊る人もいるし〜」
「……世間って広いんですね」
「ハルにゃん、なんだかんだいってお祭り好きだからね。こういうチャンスは逃さない! ってことだよ!」
 きゃあきゃあ言って半泣きで嫌がるアリスを無理やり引きずってくる。部屋の隅っこのほうでは、世にも珍しい『和風バニー』になった琴姫が、なんだか悟ったような穏やかな笑顔でそれを見守っていた。なんだか見ちゃいけないものをみた気がする…… 言葉はそっと眼をそらし、見なかったことにしてあげた。
「しっかし、これ、誰が撮影するんだ?」
 アリスをむりやり立たせようと格闘しながら、魔理沙が首をかしげる。こなたも「うーんとねー」と首をかしげた。
「基本、私も撮るよ。でもやっぱ踊りたいからさっ」
「でも、こなたさんはバニーガールじゃないんですね」
 ミクが首をかしげる。こなたは胸を張って、「ウサギ少女のコスプレだから、ちゃんとバニーガールだよ!」と言った。
 ふわっとした感じのパステルカラーのワンピース。ニンジンのくっついたペンダント。中折れになった耳……
「てゐじゃねーか」
「てゐね……」
「後でウサテイも踊っちゃうもん。で、そっからあとはあそこのウサギさんにお願いです!」
 幻想郷の性悪ウサギのコスプレをしたこなたは、そんなことをいって、じゃーん! と部屋の隅っこを指差す。みると、そこには着ぐるみのウサギが一人、もふっとした手でデジカメと格闘していた。「うわぁ可愛い!」とミクが歓声を上げる。しかし、そんな甘いのはミク一人ぐらいだ。とたんに胡乱な表情になるほかの少女たち。
「あれ、誰?」
「中に誰もいない…… わけないですよね」
「なんか胡散臭いな。とりあえず、マスタースパークでもかましてみるか?」
 とたん、ウサギが文字通りピョンと飛び上がる。あわてて顔に手をやると、なんと、顔の部分がドアのようにパカッと開いた。
「げえっ!?」
「おい、変な話はやめてくれ! オレだぜ、オレ!」
「ゆ、遊戯さん?」
 中から出てきたのは、見慣れた前髪をした小柄な少年である。ぴょんぴょんとスキップ交じりにとなりまで歩いていったこなたは、そんな遊戯の肩の辺りにごく気軽に手をかける。
「いやあ〜、私の提案なんだけどね? 王様ってば、髪型がああじゃない。だから普通にバニーってのはどうやってもムリがあったのよ」
「だから着ぐるみなのね……」
「にしたって、顔がドアってのはどうなんだよ」
 遊戯は、人生最大の屈辱でも味わったような顔をして、顔のドアを元通りに閉めた。そして、どこからともなく取り出したホワイトボードに、キュッキュッキュ、と文字を書く。
『というわけで、オレは今日は撮影専門だ。あまり話しかけないでくれ』
「……苦労してんのね」
 ハルヒがつぶやく。そこでふと、燕尾になったバニースーツに興奮してくるくると飛び回っていたミクが、ふと、気づいたように顔を上げた。
「あれ? ところで、遊戯さん以外の男性の方はどちらへ?」
「ミクさん、それはちょっと……」
 言葉が苦笑する。そりゃそうだ、と横でアリスも渋面で頷く。いくらなんでもバニーボーイは辛い。着ぐるみの遊戯でギリギリセーフだが、それ以上はいくらなんでもちょっと……
 だが、ハルヒが、あっさりそんな常識人たちの考えを、木っ端微塵にした。
「あら、ちゃんと衣装だったら用意してるわよ?」
「え?」
 ハルヒは準備体操に余念が無い。ぐっぐっとアキレス腱を伸ばしながら、あっさりとした口調で言う。
「さすがに全員分とは言わなかったけどね、似合いそうなヤツの分はちゃーんと準備したんだから」
「そ、そこまでやるわけ!?」
「あたりまえじゃない」
 ハルヒは、何を当然のことを、という顔をした。
「『ハレ晴れ』には男子がいるし、『もってけ!』は人数が必要だし。それに……」
「……それに?」
「『バラライカverいさじ』は、男が踊らないと意味ないのよ」
 嗚呼、どこまでもネタ。どこまでもニコ厨。
 部屋の外にいるはずの男性陣のことを考えて、アリスは思わず、遠い眼をした。


「バニーガールの服装を拒否する男、スパイダーマッ!」
「バニースーツのコカンが危ないッ!」
「ええい、喧しい! 誰が貴様らに意見を言えと言ったッ!!」
 アリスの想像通り――― 外に残された男性人は、阿鼻叫喚の状態と化していた。
 もはや頭の天辺から怒りのあまり何かが噴射しそうないきおいの海馬は、「なんだコレはッ!」と怒りの表情でテーブルに手のひらを叩きつける。バン! とものすごい音がした。そこに並べられているのは数々のバニースーツ…… ご丁寧に女性のモノとほぼ同じデザイン(透けないタイツと股間サポーター付き)から、ウエイター風の服装にウサ耳がついただけの比較的シンプルなものまで種々様々である。それを目の前に空気はどんよりと重たい。当然といえば、まったく持って当然であった。
「くっ…… こ、これはああああ……」
 頭を抱えて葛藤する谷口に、海馬は、見るものも凍りそうな視線を向ける。まるでホイホイの中でもがいているゴキブリを見るかのように冷たい眼で。
「何故悩む必要があるッこの下種がっ! このような破廉恥なものを着る必要などどこにも無いではないか!!」
「海馬ぁぁぁぁ…… やっぱり分かっていやがらねえんだなぁぁぁ……」
「KY自重しろ」
「なんだ、その言い草はッ!?」
 谷口は、つねづね、金持ちイケメン頭よしと条件のそろっている海馬が気に入らない。もっぱらほぼ完全に嫉妬によるものなのだが、今日ばかりは思わず滂沱と涙を流しながら、海馬に顔をずずいと近づけ、もう片方の手で、ビシイッ! と衣装のほうを指差す。
「海馬ぁっ! てめーは何にもわかってねえ!」
「何をバカなことを。貴様のような馬の骨の分際で、オレを侮る気か」
「馬の骨もなんでもいいんだよッ。本当にわかってねえのかよ…… あれを着ればなあ!」
 あそこの空間に入れるんだよ!
 谷口は、半ば涙ながらに、【スタジオ(勝手に入ったら殺すわよ!)】という看板の下げられた教室を指差した。
「バニー! バニーバニーバニーウサギさん!! たくさんのウサギさんがいるんだよッ! それと一緒にダンスしたりいろいろするできるんだよッ!」
「そうなんだよ…… 何があるかと思ったら…… うほほおqあwせdrftgyふじこlp」
 興奮のあまり鼻血でも吹きそうなクラッシャーと谷口。それを見ていて海馬は思う。
 ……心底どうでもいい、と。
 だが、後ろのほうで、カーテンを引く、シャッ、という音がする。中から二人が出てくる。海馬はぎょっとした。まさか、着替えたヤツがいるのか!?
 そこから出てきたのは、薄茶色の髪の優男と、せいぜいが10歳前後くらいの少年ロボットの二人だ。二人とも頭にはばっちりウサ耳をつけている。無論、デザインは違っていたが。
「なんだかコレ…… 変な気分ですね」
 ロックマンは、普段のヘルメットを脱いだ頭にくっつけた耳をちょいちょいとひっぱりながら、少しばかり赤くなった頬で、困惑顔をした。
「なんていうか…… 普段より覆ってる部分は多いはずなんですけど……」
 谷口が黙った。KBCも黙った。
 そこには、ほぼ完璧な『ショタっ子バニー』がいた。
 普段の青いボディスーツはそのままに、その上から着ているものがバニースーツ風のデザインのモノに変わっているだけ。本人の言うとおり、露出度は普段よりも低いはずなんであった。ヘルメットを脱いで、代わりにウサ耳をくっつけてしまった頭部を除けば。
「じゃあ、あの、僕は撮影の手伝いがあるんで、先に行きますね」
 ぺこん、と頭を下げると、ロックはそのままペコペコとみなの前を横切っていく。教室へと入る。ドアが閉まったとたん、きゃーっ、と歓声が聞こえた。
 なにこれ可愛い! うっわーけっこう洒落になんないわ へえー似合うんだなロック ロックさんかわいいです! こ、これはあたらしいジャンルだよ! あ、あんまりみないでください、恥かしいですから…… うわっ! 触らないで下さいよぉ!
 その他、もろもろ。
 それを見ていた谷口とKBCは、黙って、そこに置いてあったバニースーツを引っつかんだ。
 お互いを妨害しあうようにして更衣室に入っていく二人を見て、海馬は、なんともいえない気分になった。あいつらと同性である自分をこんなに恥じたことは無い…… 
 そんな風に思っていると、背後から、ふうっ、と耳の後ろに息を吹きかけられた。
「―――ッ!?!?」
「何を一人で難しい顔をしているんですか、海馬さん」
「こ、古泉ィ! 破廉恥な真似をするなッ!!」
「破廉恥ですか? おや、そう思われたなら、失礼いたしました。普通のコミュニケーションのつもりだったのですが」
 ガチホモ相手に常識という言葉ほど無意味なものはない。にこにこと上機嫌の笑顔の古泉もまた、ロックとはまったく違った意味でのバニーボーイと化していた。
 黒い細身のスラックス、白いドレスシャツに黒いジレ。黒いリボンを衿に結び、頭の上には黒いウサ耳がぴょこんと二つ立っている。
「ご感想はどうでしょうか」
「普段の四割り増し、低脳に見える」
「それは心外ですねえ」
 ほんとうに心外そうに言う。
「そのふざけた耳を外せば、『売れない喫茶店のウエイターに見える』に格上げしてやろう」
「何を言うんですか。この耳がバニーボーイのアイデンティティなんですよ。取るわけにはいかないじゃないですか」
 ところでいいんですか、と古泉が言った。「何がだ」と海馬は憮然と…… というよりもむしろ、心底不機嫌そのもので答える。
「今さっき、谷口くんと、KBCが更衣室に入っていったみたいなんですけどね」
「……それがオレにどう関係ある」
「つまり、彼らは女性のみなさんがいる部屋に、乱入する気だってことでしょう?」
 つまり具体的には、言葉さんとかにセクハラの限りを尽くすつもりってことですよ、と古泉はにっこりと笑顔で言った。
 完全に、盲点だった。
 思わず凍りつく海馬に、古泉は顎に指を当てて、「中には男性がいませんからねえ」と言う。
「彼らが乱入してきたら、もう、それこそやりたいほうだい、好きたい放題、破廉恥の限りを尽くせるわけで…… おっと失礼。あなたには関係ないんでしたっけ」
「……古泉、退けッ!」
「はいはい」
 海馬は大またでテーブルに近づくと、そこから、古泉が着ているのとだいたい同じようなデザインの…… つまり、ウエイターに毛が生えた程度の…… 服を乱暴に選び出し、引っつかむ。そのまま大またで衣装室へと入っていく海馬の姿を、古泉はいつもの笑顔で、ひらひらと手を振って見送った。
 そして、周りを見回すと、誰も居ないことを確認した。
「阿部さん、大丈夫ですよ」
 ギィィ、と音がした。
 まるで柩の蓋を開けるような音がして、部屋の隅っこに置いてあった掃除用具入れが開いた。
 中から出てきたのは、筋骨たくましいバニーボーイであった。
 むしろ、『バニーガイ』であった。
 大胸筋も見事に割れた腹筋も、股間の×××も眩しい姿の阿部高和は、ポッと顔を赤らめる古泉に向かって、「よくやってくれたな、一樹」と声をかける。
「ええ…… 阿部さんのお願いですから……」
「これで社長さんのバニー姿が見られるってことか。今から楽しみで仕方が無いぜ」
「……ねえ、阿部さん」
「なんだ?」
 古泉は、すねた顔をして、すすっ、と阿部の側に寄り添う。指でみぞおちのあたりをクリクリする。
「僕のこの格好は、どう思うんです……?」
 阿部は、白い歯を見せて、ニッと笑った。そのままたくましい手を伸ばして、小さな尻のあたりをぎゅっと握る。
「あっ……」
「すげえそそるぜ…… 似合ってるぜ、一樹」
 もう、などと頬を染めて答えるバニーボーイ。
「他のみなさんが戻ってきても、僕のことをいちばんに見てくれますよね?」
「ああ…… お前のことを一番かわいがってやるからな。覚悟しておくんだな」
「はい……」
 海馬も谷口もKBCもあずかり知らぬところで、男子更衣室には、濃厚な薔薇の香りが立ち込め始めていた。



 ようやくヘソ出しバニーになれたアリスがおなかを隠さずに立って歩けるようになった頃、「みんな、集合!」とハルヒが号令をかける。それにしたがって付いていこうとして、ふと、アリスは窓の外に眼をやった。偶然だった…… だが、そこにあきらかに不自然にぶらさがっている人間を見つけて、思わず、ぶっ、と吹き出してしまう。
「よっ、アリス」
 片手をひょいと上げる筋骨たくましい金髪の青年。
「り、リョウ!? 何やってんのよ、アンタ!!」
 窓の外の木の枝に、足だけでさかさまにぶらさがっているリョウ。アリスは思わず窓に駆け寄る。リョウは部屋の中をぐるりと見回した。
「なんか、これからみんなで海水浴にでも行くみたいだな」
 ……バニースーツと水着を一緒にされても。
 アリスは思わず脱力するが、しかし、この朴念仁にして健全な反応のほうが逆にありがたい。ぶっきらぼうな声で、「アンタは着ないわけ」と言う。
 リョウは、とたんに、なんとも微妙極まりない顔になった。
「なあ、アリス」
「何よ」
「更衣室で、オレ、見てしまったんだ」
「……何を」
「阿部さんが、他の若い男どもがバニースタイルになるのを、掃除用具入れに隠れて待ってるのを」
「……」
「……」
「……」
 アリスは、呻いた。
「それは、緊急脱出せざるを得ないわね」
「だろう!?」
 逆さづりのままで器用に頷くリョウ。普段のアレコレはともかく、コレはたしかに同意する場面だろう。はあ、とアリスはため息をついた。
「仕方ないわね。でも、着ないままでいたら、あんたも何か言われるわよ。どうすんの?」
「ぜ、全力で逃げざるを得ない……」
「いいわよ、もう。なんかそのへんに、着ぐるみが余ってないか聞いてあげるから。それならいいでしょ?」
「おおっ、ありがたい!」
 アリスが苦笑いしながら、衣装係のこなたあたりに声をかけようと、引き返そうとする。そのときだった。後ろからふと、「そういえば」と声がする。
「何?」
「お前の腹、ぺったんこだったんだな」
「……!?」
 アリスは思わず、両手でおなかを隠した。
「み、見ないでよっ!」
「いや、オレの知り合いの女は、格闘家が多かったからなあ。普通の女性は腹筋が割れていないものなのか、と今思っていたところなんだ」
 微妙に的外れだ。拍子抜けして、安心して、ついでにちょっとがっかりする。
 ……がっかり? なにそれ!?
「あ、あと、アリスのヘソは割りとちいさくて、かわいいと言わざるを得ない」
「―――上海人形ッ!」
 思わず呼びつけた上海人形が、リョウの顔に直撃する。「ぐわっ!?」と悲鳴を上げて、ミノムシの糸をちょんぎったように落下するリョウ。アリスは顔を真っ赤にしたままで、ぴしゃりと窓を閉めた。
「おーいアリス、何やってんだよさっきから?」
「なんでもないわっ!」
「……はぁ?」
 魔理沙は首をかしげるが、アリスは真っ赤な顔でドスドスと大またで戻ってくる。
「ほーら、みんな配置につきなさいよぉ! そろそろ撮影始めるんだから!」
 ハルヒはもはや絶好調でみんなに指令を飛ばしている。となりでこなたが「いっそほかのも踊ろうよ! 男女とか!」などと興奮気味になっている。
 

 ―――平和なバニー日和の、一シーンであった。







こ れ は ひ ど い 。



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